活字中毒

幼稚園生の頃、祖父が絵本のサブスク(当時サブスクって言葉はなかったが)を契約してくれていて、毎月絵本が家に届いた。それを読み聞かせしてもらうのが好きだった。
そのおかげか読書が好きになり、小中学生の頃は毎週のように図書館に行き、家族全員の貸し出しカードを使って、上限ギリギリまで本を借りて読みふけった(毎度連れて行ってくれた両親には、とても感謝している)。学校で国語の教科書が配られるとその日のうちに物語は全部読んでしまったし、ハリーポッターシリーズも圧倒的書籍派だ(厳密にいうと、映画を何作か観てビジュアルイメージをある程度得たあとに最初から書籍読んでいくのがベストだと思ってる)。

中学の途中からは文庫本をよく読んだ。いろいろ読んだけど、伏線をすべてきれいに回収してくれる東野圭吾が一番好きで、ガリレオシリーズと加賀恭一郎シリーズは全部読んだ。(映画は観たことがないので、加賀恭一郎は阿部寛じゃなくない?と未だに思う。じゃあ誰なのって言われると困るけど)

え、それってただの読書好きでは?ってざわめきが聞こえてきたけど、違うんですよ。例えば、何かしらの説明会があると(高校の時だと模試の説明会とか、大学だったら初回のオリエンテーションとか)絶対説明よりも先に資料に目を通して読み終えてしまう。チラシとかでも、手元にあると全部読んでしまう。別に内容が知りたいわけじゃないんだけど。この感覚分かります?

今はスマートフォンという一生活字を読めるツールが手元にあるので、気が付くと新聞の連載記事を何時間も読み漁ってしまっていることもよくある。裁判傍聴の連載とか、全部読んだかも。
動画配信が流行ってるけど、動画は自分のペースで情報を得られないからちょっと苦手。活字にしてくれた方が読むだけだから短い時間で済むし。

そういうわけで、いつからか私は自分のことを活字中毒者ですと言うようになった。読書好きはたくさんいたけど、活字中毒者にはまだ出会ったことがない。
もしこれを読んでくださった方に活字中毒者がいたら、ぜひご一報を。お友達になってください。

アイスクリーム夕焼け
美味しそうキレイ

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